親世代だと5人兄弟、6人兄弟が多い印象がありますが、今は2人兄弟や1人っ子の家庭が多いように感じています。
周りの友達や、幼稚園の友達を見ても、お子さんは2人または1人という方が多くいます。
中には3人という方はちらほら。
私は子どもは3人を希望しています。
理由は楽しそうだから、ということと、自分の経験上、3人兄弟で良かった!と思うから。
またもう一つ理由があります。
3人兄弟の関係を振り返って
私は3人兄弟の一番上。
妹とは2歳差、弟とは5歳差で、比較的歳は近い中成長してきました。
もちろんお兄ちゃん、お姉ちゃんが欲しかったなんて思ったこともあります。
いない存在に憧れたりするものですよね。
小さい頃は妹とはケンカばかり。
学年も2学年差になるため、中学校も1年間は一緒。
性格も真逆だったため、よくもめていました。
弟は5歳離れているため、どちらかというと幼い頃は私が弟を可愛がっていたように思います。
弟も私がいればお留守番もできる。
一緒にプラレールやトーマスのおもちゃで遊んだり。
もう少し大きくなった頃はスーファミやゲームボーイで一緒に遊んでいました。
懐かしい!
成長と共に変化する兄弟の関係性
しかし、弟が中学に入る頃にはなんとなく反抗的になって、昔は可愛いかったのになぁなんて寂しくなったこともよく覚えています。
異性ですし、中学生というお年頃になると仕方ないですね。
今は頻繁に連絡を取ることはありませんが、私の子ども(弟にとっては姪と甥)を可愛がってくれていて、写真や動画を送ると喜んで見てくれているようです。
反対に妹とは、大人になってからの方が、洋服や小物の貸し借りをしたり、いろいろと話題が合うようになってきました。
今ではお互いママになり、よく連絡を取るし、子どもを連れて家を行き来したり、頻繁に会っています。
幼い頃はおやつにしても「3人で」なので、不満に思うこともありました。
大人になってからは仕事のことや家族のことなども話すようになり、とてもいい関係性を築けています。
何より家族みんなで集まった時が楽しいです。
3人兄弟がいいと思ったもう一つの理由
私が自分の子どもが3人以上がいいと、心に決めた理由は、かつて母に言われた印象に残っている言葉があるからです。
「子どもが3人集まるとそこは1つの社会になる」
1人の時は(大人を除けば)自分1人。
2人になると、自分と相手、という関係が生まれる。
3人だと、自分と相手、そしてもう1人別の存在がいて、1つの小さな社会になる。
これを兄弟で当てはめると、
私と妹が話をしているところを弟が客観的に見ていたり、妹と弟が話をしているところを私が別の立場から見ていたり、と兄弟間で関係性が変化します。
ケンカになれば、当事者同士は怒りで争っていますが、別の立場から見れば「なんだそんなことで」と感じたり「お互い様だなぁ」なんて思ったりと様々です。
私は、これって子どもにとってはいい環境だなと思ったんです。
なぜなら、生きていく上で人間関係はずっと続いていくものだから。
自然と経験して学んでいけるならいいですよね。
もちろん兄弟じゃなくても、友達同士、幼稚園で、学校での社会もあり、そこで学べることも多くあります。
家庭環境は生まれながらにそこにあるものなので、1つの社会として、相手を思いやる心や一緒に過ごす楽しさ、何かあった時には応援する、など体験する中でそれぞれ学んでいってほしい、そんなふうに願っています。
とはいえ、我が家も3人目はこれから。
いつ授かれるかもわかりません。笑
今は姉弟育児の中でいろんな学びを発見していこうと思います。